2)アメリカのアパートとは?
巨大アパート
アパートは、正確にはアパートメント(Apartments)です。国や州が補助金を出している高齢者用アパートや低所得者用アパートなどもありますが、一般的には個人が大家として管理する小規模のアパート、もしくは企業が管理運営するリゾート型の大型アパートがあります。
一昔前までは、2階建てくらいで5,6部屋しかない小さなアパートが主流でした。大家さんも同じ建物の中に住んでいることもあり、住み心地や住人のタイプ、トラブルの対処などは、個人である大家さんの人柄に大きく左右されます。
一方最近の流行は、大手不動産会社が郊外の土地を開拓して建てるマンモスアパート群です。ダウンタウンから10miles(16km)以上はなれた土地を切り開き、数百の部屋をもつアパートを何棟も建てています。
敷地が広く、管理者も事務員や技術者など数名がクラブハウスに詰めています。プール、ジム、スパ、日焼けサロンなどの設備が充実、バーベキューグリルや子供用の小さな公園、テニスコートや洗車場完備なんていうところもあります。部屋も、洗濯機や乾燥機、最近では電子レンジ付きというのもめずらしくありません。
企業が管理しているので経営リスクも計算していて、きちんとした就職先が決まっている人であれば契約も通りやすいでしょう。さまざまな取り決めもシステマティックになっているので、契約に関するトラブルも起こりにくいのですが、逆にあまり融通は利きません。
間取り
日本なら、3LDKとか4LDKとかいいますよね。アメリカでは、1bedroomとか2Bedroomなどといいます。リビング(living)、キッチン(kitchen)、バスルーム(Bathroom)に加えて、寝室(Bedroom)が1つついているか、2つついているかということです。バスルームは、風呂とトイレと洗面所が一部屋にまとまってあります。よく2Bedroom 1 bathとか、2Bedroom 1-1/2 Bathもしくは2Bedroom 2 Bathなどという表示がありますが、 これはバスルームの数を言っていて、1-1/2というのは、バスルーム一つと、トイレもしくはバスタブなしのシャワールームだけの部屋があるという意味です。一般的に1bedroomには1 bathです。2bedroomになると2 Bathというのがでてきます。大抵大きめのマスターベットルームに直接ひとつバスルームがついていて、もうひとつ共用のバスルームということになります。3bedroomなどになると、客室としてのベットルームにも、バスルームがひとつついてることがあります。この、バスルームが寝室に直接ついているのいうのが、日本人にはない感覚ですね。
アパートなどにはStudioと呼ばれるタイプの部屋があります。日本でいうところのワンルームです。これに対して、バスルーム以外に区切られた部屋が2つ以上あるユニットは、スイートなどと呼ばれます。ですから、1bedroomはスイートのひとつです。ホテルのスイートなどという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これもバスルーム以外に区切られた部屋が2つ以上ある客室のことです。
一般的に一人暮らしならStudioか、1bedroomです。夫婦2人きりなら、1bedroomでも十分です。たまに1bedroom+Den というのがあります。Denは書斎という意味ですが、ちょっとしたベットルームくらいの大きさのものもあります。ただしあくまで1bedroomですから、バスルームはベットルームとは独立しています。
アメリカでは子供が産まれるとすぐに子供部屋を与えます。ですから3人家族以上では2bedroom以上の間取りに住むのが一般的です。子供部屋の他に客間が欲しいならば、3bedroom以上になります。一軒家などは3bedroom+Den+地下室や屋根裏部屋などというのもあります。